十一月一日。

昨日の続き・・・・・・・・・・。

恥をかきたくないという一心で友人の姿を必死で探したのであったが、その数分の間の僕の内面の取り乱し方には大変興味深いものがあった。

まず、恥をかきたくないという思考が働いて、その思考が不安や恐れという感情を生み出し、そして必死に彼の姿を探す。

典型的な人間の機能不全・・・・・・・・、である。

幸い彼は僕の勘違いには気づいておらず、その後美味しいご馳走をたらふくいただき、たくさんの人たちと旧交を温めることができたのだが、帰りの東横線の中で読んだ「食べて、祈って、恋をして」の中に、「感情は思考の奴隷であり、人は感情の奴隷である。」という文章を見つけ、思わず膝をぽんと叩いて苦笑いしたのであった。

写真は、昨日青山で見つけた自転車。

こんなのは初めて見た。