昨夜、ストレス発散法についてお客さんと話をしていた。
その時、ふと思い出したのが一匹のワンちゃん・・・・・・・・。
その名をシュランという。
店のお客さんたちが時々お邪魔している三浦海岸のカレー屋さん「カリカ」の看板犬で年齢はちょうど一才くらい・・・・・・・。
本名は品種のシュナウザーにちなんでシュナというのだが、オーナー、関係者が全員大酒飲みなので酒乱と言う言葉にかけて皆はシュランと呼んでいる。
さて、このシュランであるが・・・・・・・・前回お邪魔した時にじっと彼を観察していたのだが、ストレス発散の相当な達人とみた。
例えば、彼が一人で遊んでいるときに散歩中の犬が寄ってくる。
シュランは大喜びでその犬とじゃれ合うのだが、先方も予定があるのでそんなに長い時間遊ばせておくわけにもいかず愛犬を彼から引き離し去っていってしまう。
もっと遊びたいよーというシュランは未練たらたらなのだが、もうだめとわかると一度店の中に入り身体をぶるぶると震わせ、そして何事もなかったかのように気持ちを切り替えて次の遊びを始める。
僕たちのところに来て食べ物を欲しがったときもそんな感じだった。
飼い主のF氏から食べ物は決して与えないでと言われているのでシュランが来てもごめんねというしかないのだが、駄目だとわかるとまた店の奥に行って身体をぶるぶる・・・・・・・・そして何事も無かったように次の遊びに取り掛かる・・・・・・・。
いつもそんな感じなので、恐らくあのぶるぶるによって溜め込んだストレスのエネルギーを発散していると思われる。
昨夜のお客さんとの会話でシュランのことを思い出したのであるが、僕も嫌なことを次の日に持ち越さないための自分なりの「ぶるぶる」を見つけたいと思っている次第である。