昨日は、開店二十周年の記念日であった。
いろんな経験をした長いようで短い二十年であった。
開店した時が、三十三歳、そして今、五十三歳。
数字だけあげて見ると、ずいぶんと年を取ったものだと思うのだが、実感はまったくなくまだまだ若いと自負している。
さて・・・・・、昨日は、渋谷のスタジオで皆さんから「おめでとう」と言われ、喜びを胸に開店をした。
日曜日だから静かな夜になるかと思っていたのだが、いろんなお客さまが来て下さった。
頂いたお花が四つ・・・・・・。
あまりに嬉しかったので、早い時間に乾杯を繰り返していたら、すっかり酔っぱらってしまった。
閉店したのが午前三時過ぎ。
今日は、早い時間に雑事を済ませ久しぶりにゆっくりと街を散歩した。
そしてこの二十年をゆっくりと振り返ってみた・・・・・・・昔昔、父親から「お前は恵まれている」ということを何度も言われた。
僕の交友関係を指して言った言葉だ。
いつも必要な時に必要な人が現れ、協力してくれたり助言をしてくれたりした。
この二十年を振り返って、まずこのことが浮かんだ。
そして、お客さんたちの顔が一人ずつ脳裏を横切った。
書きたいことは、そして言葉では言い尽くせない感謝が一杯あるのだが、ここであらためて皆さんに感謝して開店準備にとりかかることにする・・・・・・・。
では、二十一年目に突入ということで・・・・・・・・。