自由が丘ゴスペルクワイアのM女史が中心になって活動しているリレーフォーライフ・・・・・癌征圧のための運動。
昨年は、ゴスペルはもちろんのこと、店の仲間がボランティアでギターを弾いたり、似顔絵を描いたりしたので覚えている方も多いと思う。
この度、縁あって当店にも募金箱を設置することになった。
ご賛同頂ける方は、ぜひご協力をお願いしたい。
ここでちょいとばかり募金の深い意味について書かせていただく。
募金、献金、お布施・・・・・呼び方はいろいろだが、これは本来、誰かのためにするものではなく、他でもない自分のためにするもの・・・・・。
昔々、・・・・・托鉢に出かける僧侶たちに老僧が「お金持ちの家ではなく、貧しい家を回りなさい」と命じた。
なぜか・・・・・・。
貧しい人たちは、自分たちのことで精一杯で他人を省みる余裕がない。だからいつも心に豊かさが芽生えず、貧しさから脱け出すことができないでいる。少しでも与えることを覚えたら、心が豊かになり、富も増えてくる・・・・・・。
路上で托鉢をする僧にお金を出して、僧に手を合わせ深々とお辞儀をする婦人の姿を見たことが昔ある。
お金を頂いた僧が手を合わせ深々とお辞儀をするのならわかるけど、なんで逆なの?とあの時は思ったが、今では納得・・・・・である。
こちらからお寺まで出向いて行かなければならないのに、わざわざ街まで出てきていただいてありがとうございます。お布施をさせていただいてありがとうございます。これで私は心もお財布も・・・・ますます豊かになります・・・・・・。
人は与えたものを受け取る。
にわかに信じられなくとも・・・・このことは真理である。
「わたしの考えはこうである。少ししかまかない者は、少ししか刈り取らず、豊かにまく者は、豊かに刈り取ることになる。 各自は惜しむ心からでなく、また、しいられてでもなく、自ら心で決めたとおりにすべきである。神は喜んで施す人を愛して下さるのである。」 (コリント人への第二の手紙 9:6, 7 )