もの忘れ。
単なる老化現象かと思ったのだが・・・・・・・・・・・。
人間は毎日毎日いろいろなものを知覚しているが、その知覚が正しくなされているかどうかというと、これがはなはだ怪しい。
物を見る時・・・・・・・・・・。
人はまず思考を働かせる。
過去の経験や、好き嫌い、綺麗汚い、何らかの判断、このようなものでまずイメージを作り上げ、そこから物を見る。
ということは、人の見ているものは、物そのものではなく、思い込みで作り上げられた物を見ていることになる。
物だけではなく、人も現象も・・・・・・・・・。
僕たちが見ていると思っているものは、実は物そのものではなく錯覚。
人そのものではなく錯覚。
現象そのものではなく錯覚。
状況そのものではなく錯覚。
錯覚は幻想であって実在しないもの・・・・・・・・・・。
身体の目で見て、エゴで解釈しているうちは、僕たちの見ているものは全て錯覚であり幻想。
もともと無かったものだから覚えているわけがない。
四回目の来店です・・・・・・・と、女史に告げられ愕然としながら・・・・・・・・こんなことを考えていた次第である・・・・・・・・・・。