夕方、店に来てみるとカウンターの上に仏説阿弥陀経の本が置いてあった。
これは僕の持ち物なのだが、なぜカウンターの上に置いてあるのか・・・・・・。
はて、どうしたのかと考えて・・・・・・思い出した。
昨日の深夜、僧侶のM氏が来店した時、一緒に阿弥陀経を唱和したのであった。
正月早々お坊様にお経を読んでもらったとは縁起の良い話であるが、最近の物忘れにはちょっとばかり洒落にならないものがある。
昨日何を食べたか思い出せないなんていうことはしょっちゅうで、昨夜もM女史から前に話したことを忘れていることを指摘される始末であった。
何とも情けない話ではあるが、考えようによってはものを忘れるというのも悪くはない。
人と会うとき、過去という色眼鏡を通してその人を見ずにいつも初対面のような新鮮さをもって接することができるし、何といっても過去に囚われずに今という瞬間を生きることができる。
もしかしたら忘れるということはとてつもなく大切なことではないかなどと今考えている次第である・・・・・・・。
U氏へ・・・・・・・・、沖縄の海ブドウごちそうさまでした。
あんなに新鮮なのは見たことがないとたくさんのお客様に喜んでもらうことができました。
この場を借りてお礼を申し上げます・・・・・・・・ありがとうございました!